手取り17万円の30代子持ち女性「あと3万円はないと厳しい。質素に暮らしていけばなんとかなるかもしれませんが…」

2022.9.26 Author: 福岡ちはや

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手取り20万円を切る給与で働く女性は少なくない。愛知県在住の30代前半の女性（その他／正社員・職員／既婚／子ども2人）は手取り17万円で、「正直『あと3万円はないと厳しいな』って気持ちはあります」と本音を綴る。「（給与が）安いだけあって割と融通を利かせてくれたり、心が折れるほどの重圧はなくのんびりやっていけるので続けている」としながらも

「これで老後や子育てを考えると、夢に近いです。質素に暮らしていけばなんとかなるかもしれませんが、子どもも3人、できればもっと多く欲しいので昇給してほしいと思う」

と希望を明かした。（文：福岡ちはや）

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから　https://questant.jp/q/6V8RFE22

「男性がおもにキャリアアップする企業で、収入アップも見込めない」

低賃金に頭を抱える女性はほかにもいる。石川県に住み、メーカー系の会社で働く30代前半の女性も「収入、とても少ないと感じます」と不満をもらす。女性は正社員ではあるが、手取り14万8000円ほどで「工場勤務で、男性がおもにキャリアアップする企業で、収入アップも見込めないなと痛感しています」と嘆く。また、

「旦那も収入が少なく、将来子どもが産まれるとしたらと考えると、生活のクオリティが今より大変になるのが目に見えています」

と語っており、この先の心配事が絶えないようだ。今も決して余裕のある生活を送れているとはいえず、女性は、

「食費の値上がりなどが家計を圧迫し、貯金もままらないほどです」「つみたてNISAで少しでも貯蓄アップさせようとしていますが、そもそもの収入が少ないため、積立金額をなかなか入れることができません。細々と暮らしていくしかないんだろうなと絶望感でいっぱいです」

と切実な声を上げていた。