しかし「妻に話してもお金が足りないの一点張り」だという。追記によれば住宅ローンが8万円で、手取りは副業バイトの収入を含めた額。そのため休みも少なく、家にいるのは「月3回くらい」と書いていた。家族のためとはいえ、そこまでして稼いでいるのに好きに使えるのが数千円ではやりきれないだろう。
ストレスも限界が近づいているようで、
「これは小遣いなのでしょうか?もはや経費ではないかと毎日疑問を抱いています」
と嘆き、1万円は妥当なのか問いかけていた。
この相談に対する回答は「手取りに対して少なすぎです」など、同情やアドバイスが相次いだ。
「少ないですね。残ったお金の行方等は把握してるのでしょうか?」
「奴隷と変わらないね。毎日袋麺なんて体、壊す」
「一馬力なら、身体大事にしないと結果苦しむのはお嫁さんなのにね」
など、妻に厳しめの声が飛び交っていた。
また、「せめて必要経費は生活費から出す」という提案や、「家計簿を見せてもらい、自分もお金の流れを把握する」といったアドバイスが目立つ。確かに、貯金や本当に必要なものに使っていると分かれば、納得はできるだろう。
一般的なお父さんの小遣いは3~4万円
ただ、スレ主は
「お金の行方はあまり知らないですね よくAmazonやら楽天の箱は届いています。子どものおもちゃとか、シャンプーとからしいですが確認はしていません」
などと書いており、妻は貯金をしている様子もないとしていた。妻に家計を任せきりでは心配がつきまとう。
回答のなかには「うちは同じ手取りで4万です」「夫が手取り27万円子供2人で夫はお小遣い2万です」と自分の夫の小遣い額を明かす人も。「足りなくなれば追加」する、「全て夫婦でわけて把握してます」とも書いていおり、お互いが納得できる家計の管理をしているようだった。
新生銀行のお小遣い調査(2020年)によれば、「既婚者で未就学児のみいる世帯」で男性サラリーマンの平均小遣い額は月3万5562円だ。手取り額はそれぞれなので単純比較はできないが、やはり昼食とガソリン代まで入れて1万円は少な過ぎるだろう。
そのうえ、気になるのは「昼食が毎日袋麺」という点だ。WHOが推奨する1日のナトリウム(食塩相当)摂取量は成人で5.0グラム。摂り過ぎれば高血圧の恐れが高まるが、某有名メーカーの袋麺の1食あたり塩分相当量を調べると、全体で5.8グラムだった。一緒に野菜やタンパク質をとっている様子もなく、これを毎日では身体に良いわけがない。せめて食事は必要経費と考えないと、後々かえって医療費が増えることになるかもしれない。
さまざまなアドバイスを受けスレ主は、「一度ちゃんと話し合ってみます」と方針を書いていた。本当にお金が足りないなら、夫ばかりが耐えるのではなく、妻も働く・無駄遣いを見直すなど対策が必要だろう。これが家族のお金や健康について、ふたりで考え直すきっかけになれば良いのだが。
【参照元 お悩み解決掲示板:https://onayamifree.com】
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