都内在住の40代前半女性(正社員/既婚/子ども2人)も、「手取り額には不満しかない」と綴る。それもそのはず、女性はメーカーの企画部で働いているが、勤続20年目で手取りはわずか16万8000円。「色々なものを作る事ができる仕事内容にはやりがいを感じている」と言う女性だが、
「女性は昇格しない時代が10年あまり。近年変わりつつあるが、昇給ほぼなし」 「ヒット商品を作っても昇給したことはない。報奨金で1万円もらった」
と成果を上げても報われない待遇に、苛立ちを隠せない。
会社がヒット商品で潤う一方で、企画者はたった1万円の報奨金で済まされるとは、納得いかない話だろう。会社に利益をもたらした人にはそれなりの還元をしたほうが、社員のモチベーションが上がり、結局は会社のためになるのではないだろうか。