男性の月収32~60万円、女性は一律16万円のホテル「家庭を支えるのは男性だけだから」 | キャリコネニュース
おかげさまで9周年 メルマガ読者数
65万人以上!

男性の月収32~60万円、女性は一律16万円のホテル「家庭を支えるのは男性だけだから」

画像はイメージ

「男だから」「女だから」と、性別によって差を感じることがある。キャリコネニュースには

「高校教師ですが、専任は男性、非常勤は女性とはっきりしています。特に子持ち女性は非常勤しか採用がありません」(兵庫県/60代女性/教育・保育/パート・アルバイト/年収250万円)

といった、仕事面で性別による差を感じた女性の声が多数届いている。(文:コティマム)

キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M

「女性側は、誰一人として昇給はありませんでした」

茨城県の30代女性(介護・福祉/正社員/年収250万円)は、「平成の終わりにホテルで働いていました」と明かす。その仕事は

「女性のフロントや経理・キッチンなど手取りは一律16万円。男性のフロントやキッチンも女性と同じ勤務時間ですが、手取りは32~60万円ほど」

という驚きの待遇差があった。

さらに「タバコ休憩から戻ってこない、『お客様からクレームを受けて腹が立った』と途中で帰る、客室で爆睡する」といった問題行動が多い男性社員にも、毎年昇給があったという。しかし彼らの仕事を押し付けられた女性たちには、「私がいるあいだ誰一人として昇給はありませんでした」と振り返る。

「私より1年後に入った男性でも、『将来は家庭の大黒柱になるから』という理由で、手取り32万円とはじめからお給料は倍でした。そして1年後にはやはりこの男性も昇給がありました」

同じ仕事なのに性別だけでそこまで差をつけられては、仕事のモチベーションが上がるはずもない。あまりの待遇差に女性社員たちは交渉を決意したが……。

「私たち女性陣が昇給を訴えたところ、『家庭を支えるのは男性だけだから』という理由で跳ね除けられたため、一斉に辞めました」

と女性は顛末を綴った。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ