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勤務先が次々と撤退や倒産 「仕事が徐々に減り、社員さんも2人辞めたり…」と兆候を語る女性

始めは、25年ほど前のこと。某大手弁当チェーンの地方支部でパートをしていたとき、ある異変を感じたという。

「やたらと直営店を、オーナーを募集しオーナー店にし始めてました。初めて勤めたお店がオーナー店になり、半年後引っ越しをする事になった為、エリアマネージャーに話をしたところ、引っ越し先近くの直営店で、そのまま雇ってもらえる事が出来たので勤める事にしました」

直営店ではすべての運営経費を企業が負担するが、オーナー店にすることで費用をオーナー負担にすることができる。加えて企業はロイヤリティ収入を得られる等のメリットがある。そのまま経営が安定すればよいのだが……

「そこも1年後にはオーナー店になったので、何かがオカシイと思い辞めました」

店を辞めた数か月後、その地方支部は撤退したようで「県内ではしばらくの間その弁当チェーンは無くなりました」と女性は語る。

「残った人は出勤したら張り紙見て倒産を知り、お給料も未払いで…」

その後、「日用品を扱う会社」でパートとして働き始めた。県内の小さなスーパーや近隣県の某大手コンビニチェーンに「食料品以外の品物を卸す会社」だった。「各店舗から発注があった品物を詰めて出荷していました」と振り返る。ところがここも、やがて不穏な動きが始まった。

「2年くらい勤めた時、社内の人事で配送担当の社員が倉庫内勤務になったり、コンビニ部門だけが別の会社になろうとしたり、経理部長が辞めたり…これは絶対オカシイと思い、勤務地も変わるという事で通えないと理由をつけて辞めました」

不審な人事や退職者などを見て退職したが、「案の定、数ヶ月後に倒産」というから驚きだ。

「残った人は出勤したら張り紙見て倒産を知り、お給料も未払いで…と嘆いていました」

倒産した会社から給料を取れる見込みは薄く、手続きも大変だ。一足早く辞めたのは賢い行動だった。しかも彼女が目にした倒産はこれにとどまらない。その後、おでんの具材を作る加工工場で数年働いたときも……

「作る量が徐々に減り社員さんも2人辞めたりして、これはヤバイと思い、仕事自体が減る春に辞めました。案の定、半年後には倒産」

またしても異変を察知して給与未払いの被害を回避した女性。「倒産する会社は分かる」という鋭い洞察力がちょっと怖い気もする。

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