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面接は、応募した会社の実態を知るチャンスでもある。東京都に住む50代の女性は、あるとき商業施設内の「不動産情報紹介の受付」のアルバイトへ応募した。
そのWeb面接を受けたときに、思わず辞退してしまったエピソードがあるという。なんと、面接官から
「急病にかからないでください」
と言われたというのだ。(文:真鍋リイサ)
「このご時世、言いづらいが、急病にかからないでください」
面接官は「40代くらいの男性」だった。画面越しのやり取りはやりづらかったようだ。
「一通り仕事内容を説明していただいていましたが、早口で途中、何を説明しているのか聞き取れず。聞き返したかったが、やる気のない面倒そうな態度だったので、こちらも聞き返す気になれませんでした」
その後、女性が質問するターンになった際に「1人での勤務の為、急病の時はどの様にするのか」を質問したところ、衝撃の答えが帰ってきた。
「『このご時世、言いづらいが、急病にかからないでください。最近いるんですよ、急に休むとか。這ってでも行けと言います』との返答でした」
急病になりたくてなる人などいない。いくら気をつけていても何かあった場合、辛辣な対応を受けることが目に見えている。
「始めから威圧的でしたし、この返答では、この先共に仕事をするのが怖いので辞退しました」
後に求人詳細を見返すと、「急なお休みには臨機応変に対応」と記されていたというが、「面接時は緊張していた為、そこを指摘する事ができませんでした」と悔やむ女性。いずれにせよ、そんな会社で働かなくて良かっただろう。
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