若手社員が在宅勤務・テレワークをする際に課題となる点を聞くと、1位は「モチベーションの状態をつかみにくい」(77.6%)だった。2位以降、「報連相などのコミュニケーション不足」(65.8%)、「作業の進捗状況や成果の把握が難しい」(56%)と続いた。
具体的には、
「オンラインでは、双方向のやりとりや細かな心情などの把握に限界を感じる」
「プロセスの評価がしにくくなった」
などの声が寄せられた。中には「例年よりも入社1年目での退職が増えた」という声も見られた。
「残業などの労働時間を把握しにくい」(25.1%)、「オンラインツールの活用が不十分」(21.8%)は2割程度にとどまった。回答者からは、「テレワークで使用するチャットやWeb会議システムは、中堅・ベテラン社員より使いこなせている若手社員も多い」といった声が挙がった。