男性は、配管工としてキャリアを積むために転職を決意した。大きな会社ではなかったが、自分に合っていると感じて入社。しかしわずか1ヶ月で退職することになる。
「朝のミーティングがあるのですが、当時は喫煙OKでした。メンバーは10人いるのですが、私だけが吸わない状態。これがつらかったですね。朝もタバコ、休憩中もタバコ、移動中の車内もタバコ。においが服について朝から気持ち悪くなる時があり辞めました。 仕事が終わるとパチンコという流れにも、ついて行けませんでした」
男性は「仕事は苦にならなかったが、1日中タバコの煙を浴びる生活に疲弊していた」と語る。現在は、きちんと分煙がおこなわれている企業に転職し、精神的にも満足感を味わっているそうだ。
宮城県のファミリーレストランで働いていた40代の女性(アルバイト/年収100万円)は、わずか4日で退職した。
「辞めた理由は、とにかくいびられたこと。あいさつをしているのにも関わらず、『あいさつしていない』と怒鳴られました」
女性への厳しい当たりは、それだけにとどまらなかった。
「前日に教えてもらったとおりに作業を進めていると、『やり方がちがう』と怒鳴られ、わざとちがうやり方を説明されました。初めて教わったことでも、少しでも間違えると怒鳴られる。毎日怒鳴られていました」
女性はその後、別のアルバイトを始め、ストレスなく働いている。
「仕事も覚えていないのに気持ちが前に出すぎ」と怒られ……
東京都で医療事務をしていた30代女性(正社員/年収250万円)は、2日で退職するに至った。
「管理職としての採用だったので、受け身ではなく、経験を活かしながら積極的に業務に取り組むべきだと考えました。そのため、初日に上司から教わったことをすべて実践したところ、『仕事も覚えていないのに自分でやろうって気持ちが前に出すぎ』と言われてしまいました」
その後、女性は一歩下がって上司の業務を見ながらメモを取るようにした。すると今度は、「何もしないで突っ立ってるだけなら出来ることやって」と怒られたという。翌日も同様に、何をしても怒られる始末。
「これでは精神が持たないと思ったどころか、勤務中に頭痛が現れてその場に立っているのが精一杯の状態になってしまいました。こんなことが明日も明後日も続いたら無理…と悟り、翌朝一番に職場へ『もう辞めますので今日から出社しません』と連絡を入れてそのまま退職しました」
女性は現在、別の職場で医療事務として働きながら、健康にも気を使い生活をしている。
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