人材会社のアドヴァンテージは5月、人材採用に特化した副業マッチングサービス「採用のミカタ」をリリースした。
上場企業やベンチャーなどで働くプロ人材と採用活動に困っている企業を繋ぐ、というサービス。プロ人材は副業という形で企業の採用業務をサポートする。
大手企業のマネージャーなど、採用領域に精通したプロ人材が多数登録
アドヴァンテージ社の中野尚範代表によると、中小企業では採用活動をしようと思っても、社内に採用ノウハウがある人事がいない、というケースも多い。求人サイトに高額な掲載料を払って広告を掲載しても応募が全くないこともある。
今回リリースした「採用のミカタ」では、プロジェクト単位でプロ人材に仕事を依頼できるので、費用を抑えながら採用活動を強化することができる。通常、転職市場に出てこない優秀な人材の力を借りることで、短期間で業務を改善することが可能だ。
登録人材の中には、大手企業のマネージャーや経験年数25年のベテラン人事コンサルもいるという。採用業務の改善や求人ページの構築・運用だけでなく、人事評価制度の見直しなど、経営の根幹に関わる業務にも対応できるとしている。
6月3日(木)には、企業を対象にオンラインでのセミナーを開催する。中小企業が人事業務を外部リソースすることのメリットや、副業プロ人材の活用事例などを紹介するという。