そんな状況もあってか、「もし今、新卒に戻れるとしたら」という質問で、「また、営業職を選ぶ」と答えた人は「47.3%」にとどまった。過半数の人が「違う職種で、やり直したい」と考えているようだ。
ただ、いま使っている営業リストについて、「質も量も良い」と答えた人(n=105)に限定すると、74.3%が「また、営業職を選ぶ」と回答。営業リストの差で、明暗が大きく分かれた。
営業リストの作り方については、「代々受け継がれたものを使用している」(40.0%)が最多。次いで「インターネットで検索」(28.0%)、「営業事務など他の人が作ったリストを使用している」(26.0%)、「名刺交換したものをリスト化している」(18.3%)と続いた。
なお、営業リストについての不満を自由記述で聞いたところ、「手間がかかりすぎる」「情報が更新されていない」「的中率が悪い」といった答えが目立ったが、中には「手書きでめんどくさい」というケースもあったという。