女性の元勤務先の病院には、レセコン(診療報酬明細書の作成システム)を入力できる社員がおらず、実質的な担当は派遣社員だった。そのため、月末月初の繁忙期は休日出勤が当たり前。取れるはずの代休も「正社員が先に休みを入れるので、代休は取れませんでした」と女性は振り返る。3か月で退職に至った女性は、その間に起きた出来事について、
「初日から同じ派遣の先輩に、やたら怒鳴られました。普通にレセプト業務をしていたのに『お前が入力してると、他の人が休めないんだよ』という感じで」
と説明した。
「辞めたらすぐに肌荒れと咳が良くなりました」
その先輩自身、正社員の仕事のしわ寄せで「就業時間内に(メインの)仕事ができない」と漏らすほど忙しく、よく早出をしていたそうだ。肝心の正社員は残業を「一切しません」というありさま。女性は「(正社員は)お姉さまばかりだったので、派遣が残るほかない状況」だったと語る。
女性は、先輩派遣社員がミスしたことなのに、正社員から「何をミスしてるの」と理不尽に責められたこともあったそうだ。
「先輩は正社員から一目置かれていたので、私がストレス解消のはけ口にされたのでしょう。そんなこともあり、入社2週間ぐらいで肌荒れと咳がひどくなりました」
女性は「辞めたらすぐに肌荒れと咳が良くなりました」と綴っている。
ほかには、
「製造会社に事務員として採用されたときの話です。トイレが男女共用。怖いお局さまもいたので、2日で辞めました」(50代女性/富山県)
「調剤薬局の事務を5日で退職。入って3日目で『仕事ができない』と睨まれ、存在を無視された」(50代女性/東京都)
といった声も寄せられた。
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