女性は夫の事業を毎日手伝っており、「このご時世で仕事があるのはうれしいです」と語る一方で、不満も抱えている。
「主人は休日もまともに休めず、平日は夜中2時3時まで仕事という日々です」
休日がないだけでなく、体調が悪いときにも休むことはできず、病院にもいけないという状況だ。「体のことを考えると仕事を減らしたいが、今後のことを考えると大切なお客様の仕事を断ることは、なかなかできません」と苦しい胸の内を明かした。
「とにかく時間がない。好きな服を着たくても買い物しに行く時間がなく、何年も同じ服を着ています」
女性は時間がないことで、買い物だけでなく、安い時期を狙って旅行に行けないことも嘆いた。また、税金が高いことにも不満を抱える。「こんなに働いても税金ばかりが高くなり、子どもの手当や高校の授業料などの支援がまったく受けられません。働けば働いただけ、損している気分です」と不満を述べた。
しかしながら満足している点もある。「食費などの金額は気にしないでいいこと、外食もしたいときにできています。2人の子どもにも、やらせたい習い事をさせることができました」と語り、年末年始にも海外旅行に行っていると続けた。
東京都の50代男性(サービス業/世帯年収1500万円)は、「私立中高一貫校に通う上の子と公立小学生の教育費が重なる中、単身赴任をしているため、食費やレジャー費も切り詰め贅沢などできません」とコメントを寄せた。
男性は、「所得制限により、子どもの医療費や幼稚園も全て自腹、高額な税金を払っているのに何の恩恵も感じられない」と嘆いた。
「税金が高すぎて、家計が火の車」
神奈川県の50代男性(メーカー/世帯年収1500万円)は、税金の高さに不満を抱える。
「高校生の授業料が毎月5万円、小学生の末っ子の特例給付は打ち切られました。それなのに税金は高額です。たくさん納税している方なのに恩恵は、全くありません」
と嘆いた。男性は住宅ローンもあるため、「家計は火の車」だと述べ、苦しい生活を明かした。
東京都の50代女性(IT関連/世帯年収1900万円)は、現在の生活に大きな不満はない。女性は年収1000万円くらいまでは節約を心がけていたが、「今は特に何か物を購入するときや、外食するとき、子どもの教育に関して金銭を制約としなくても金融資産も順調に増えているので大丈夫かなと思えるようになった」と語る。
しかしながら女性はひとり親のため、「まだこれから教育費がガンガンかかるので、引き続き家計簿はしっかりつけて、かけるところと節約するところは区別します」と気を引き締めた。また、「高校無償化や子ども関連費用は、親の所得に関係なく補助して欲しいです」と述べた。
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