飲食業界で働く40代女性は、会社の体質に嫌気がさしている。
「いろんなアイデアが浮かんでも全部上から潰され、本部があるにもかかわらず、さまざまな事務も店舗スタッフが行う。上層部の意見がバラバラで、言うことが人によって違う。なんのための会社なのか……」
建築・土木職の40代男性は、社長のワンマン気質に退職を決意した。
営業も兼ねた現場管理をしている男性は「昔から続くお客様から仕事を頂いている」自負があった。しかし、「社長はすべて『自分が仕事を取ってきた』という振る舞い」で、「今まで私が積み重ねてきた信用を搾取されている気分」になったという。
手柄を横取りされているように感じた男性は、「周りから嫌われていても気がつかないワンマン社長。会社がなくなる前に辞めようと決めました」と、一歩踏み出す決断をした。
働いてもお金がもらえないケースも
営業職の20代男性も、「社長は『働かせてやってるんだぞ』というスタンスだった」と、不満を語る。
IT技術職の40代女性が退職した理由は、給与の未払いだ。
「給与未払いが6か月目になった時、辞めようと思った。なお退職から1年になるが、6か月分の未払い給与がまだ支払われていない」
半年にわたって給与が払われなかった女性。在職中はさぞ不安だっただろう。悔しさは残るだろうが、こんな会社には見切りをつけてよかったかもしれない。
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