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「現場まで往復4時間、1日13時間拘束で手取り20万円」機械工を半年で辞めた40代男性

男性が入社したのは、年度の変わり目で男性を含めて5人の職場だった。「仕事も慣れない中で、他の社員の欠席が続くと整理整頓ばかりでした。給与は思ったより良かったが、他の事務員の態度も酷かった」と振り返る。また男性は、交通費に関する不満も続ける。

「通勤費も数人の嘱託職員の年度内の合計から計算して支払われ、車通勤の自分だけ費用がかなりかかりました。そのため、後々自分の給料の中で相殺するような形でした」

男性はこのことをあとから知ったこともあり、次第に不信感も高まっていった。結果的に2ヶ月で職場をあとにすることになったが、「履歴書には傷がついたが、辞めて本当に良かったと思っています」と述べた。

広島県の40代男性(年収350万円)は、危険物施設の管理者をしていたが、3ヶ月で職場をあとにした。「前職の運送業で椎間板ヘルニアを患い、資格を取って危険物施設の管理者になりました」と語る男性は、成績を残すためにしっかりと働いていた。

「試用期間が終わった3ヶ月後、社長と支店長に呼ばれました。別室で話を聞くと、他の営業所で急遽欠員が出たから転勤してほしいと言われました」

その期間は3年から5年とされ、手当は借り受ける住宅の家賃を月額6割支給されたが、それに対しても不満があった。「当時は手取17万くらいでしたから、その収入で妻と2人の子どもと別れて単身赴任。事実上のクビ宣告と捉えました」と語る男性は、すぐに退職届を提出。ほどなく受理され、退職をした。

「ほぼ毎日13時間拘束だった」

茨城県の40代男性は、機械工として働いていたときの経験を語る。男性は未経験からの入社だったため、「手取りは20万でしたが、残業が月30分程度しかないという事で入社しました」と振り返る。しかし、働き始めてみると

「2時間近くかけて県外の現場へ移動し、8時~17時までの勤務をし、その後2時間をかけて会社に戻ったあと帰宅する流れでした。『行き帰りの4時間の移動時間は業務と考えていない』と言われ、結局ほぼ毎日6時~19時の拘束時間でした」

と予想外にブラックな勤務体系だった。交通費は支給されたが、拘束時間も含めて時給換算すると、非常に少ない金額だったため、「これなら普通に残業していた方がマシ」と見切りをつけ、入社後半年で退職に至った。

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※アンケート概要
■実施期間
2020年11月21日~
■回答数363
 ※2021年7月20日時点
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/HF78WM9H
■質問項目
・業種・職種を教えてください
・どれくらいの期間で辞めましたか?
・辞めた理由を具体的に教えてください
・実際、辞めてみてどうですか? 満足・不満、またその理由を教えてください

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