岐阜県の50代女性は、前職を8か月で退職した。「勤務に入れば1日中オムツ交換ばかり」だったという女性。「オムツ交換で腰やられました。在職中は休みの度に病院へ。病院代で月に一万は越えました。働く意味ある？」と、当時を振り返っている。

勤務についても、「時間前から働かされた」「連勤が当たり前。6連勤なんてざら。それに、ここは何度も労基の指摘があったらしい。かなりのブラック」と語っていた。

同僚にも恵まれなかったようで、

「ナースは指示ばかりで何もせず。質問しても何から何まで施設長のお伺い待ち。最悪。辞めるとわかった途端に手のひら返したように冷たい態度。ウザ」「『また戻ってきてもいいよ』と言われましたが、二度と戻るかくそが」

と毒づいた。

いまは別の職場で仕事をしているという女性、「（辞めて）せいせいしています」と綴っている。

「俺らが認めるまで、ずっと運転をやってろ」

都内の30代男性は、印刷会社を3カ月で辞めた。

「小規模企業に営業職として入社しました。 しかし実際の業務は一日中車を運転しながら客先へ訪問し、納品と回収をするだけの仕事でした。 自分の担当顧客ではなく、他人の仕事の納品と回収だけです」

新卒ならまだしも、経験を積んだ30代の営業なのに「なぜ？」と疑問がわいてくる。

「朝、出社すると自分の机と周囲に荷物や伝票が山ほど積まれているという『無言の命令』がある」。そんな毎日にも耐えていたが、ついに我慢の限界がやってきた。

研修期間3ヶ月が過ぎたころに、『いつ頃から営業の仕事ができるのか？』と相談したという男性。なんと、上司の反応は、

「どうせおまえは仕事が出来ずに前職をクビになったんだろ？だから俺らが認めるまでずっと運転をやってろ」

男性は「開いた口が塞がらなくなり、翌週退職届を出しました」

ここまでくると、そもそも、なぜ採用されたのかわからないレベルだ。男性は現在、クリエイティブ系の仕事（年収450万円）に就いているといい、

「辞めて良かったです。 そもそもの仕事をやらせてもらえない上にパワハラまでしてくる会社に居続ける理由はなかったので」と語っていた。

今が充実しているなら何よりだ。

※アンケート概要
■実施期間
2020年11月21日～
■回答数
404　※8月8日時点
（記事では、2021年7月28日から7月29日に寄せられた投稿を紹介）
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員（63万人）やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ　https://questant.jp/q/HF78WM9H
■質問項目
・業種・職種を教えてください
・どれくらいの期間で辞めましたか？
・辞めた理由を具体的に教えてください
・実際、辞めてみてどうですか？　満足・不満、またその理由を教えてください