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「突然キレる先輩」にショック 禁煙失敗、うつで退職

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「精神的に限界が来たので退職を決意」(写真はイメージ)

職場で精神的に追い詰められ、退職に追い込まれたという声がキャリコネニュース編集部に複数届いている。

パックの検品、梱包の仕事をしていた大阪府の40代女性は、精神科医から「その会社やめたほうがいい。薬を飲む量が増えてる」と言われ、1か月で退職した。

女性は初めての作業なのに、「箱詰めが遅いと辞めるしかない」「あなたが遅いからこちらでやりました」とプレッシャーをかけられたうえ、仕事がうまくできると今度は「ドヤ顔する」などと難癖をつけられたそうだ。

ほかの経験談も紹介していく。(文:林加奈)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

先輩から毎日怒られ、5年続いていた禁煙に失敗

機械加工の仕事を2年で辞めた愛知県の30代男性は、「入社3カ月ごろから先輩に怒られるようになった」と語る。

「それ前も言ったじゃん」
「ノートの取り方が悪いんだよ」
「自分で判断するんだよ」

男性は「突然怒る、というよりキレる先輩に驚」いて、慎重に作業。その結果、進行に遅れが出てしまい、それが「さらに先輩をイラつかせたように思う」という。

「この頃から毎日キレられていたので、だんだんうつになっていった。4カ月目には禁煙して5年経っていたタバコを吸うようになり、カウンセリングと心療内科に通ってうつ病の薬をもらうようになった」

最初に教えられた機械はうまく使えるようになったが、入社から1年経ったころ、新しい機械を担当することに。新しい機械は男性にとって難易度が高く、「作業中は不安で仕方がなく、ミスが多かった」そうだ。

「このころから、(他の社員から)自分は疎ましく思われているという被害妄想?が激しくなった。2、3日に1回は連続で不良品を出してしまい、怒られるのが続いた」

その結果、「精神的に限界が来たので退職を決意」したという。

いまはバイトで生計を立てている男性は、こんな風に締めくくっていた。

「年齢も33歳でかなり厳しいが、今は心の回復をしたい。今はバイトだが気楽で気分も安定している。薬や心理カウンセリングにも特に頼らず落ち着いた日常生活を続けられている。あのまま仕事を続けていても絶対良いことにはならなかったろうと思う。今は心底ほっとしている」

※アンケート概要
■実施期間
2020年11月21日~
■回答数
407※8月10 日時点
(記事では、7月25日から7月29日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/HF78WM9H
■質問項目
即行で辞めた仕事は何ですか? 業種・職種を教えてください
・どれくらいの期間で辞めましたか?
・辞めた理由を具体的に教えてください
・実際、辞めてみてどうですか? 満足・不満、またその理由を教えてください

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