会社を辞める理由は人それぞれだが、待遇が業務にどう考えても見合っていない、となれば誰でも辞めたくなるだろう。今回は読者から寄せられた「会社辞めよう……」と思ったエピソードを紹介する。
管理・事務職の30代女性が勤める会社は、「女性活躍を推進している」とアピールしたがっていたが、部長クラスの女性が1人もいなかった。そのため、新たな部署が作られ、課長だった自分が部長に任命されたという。
部長にはなったものの…「本当に女性をバカにしている」
ところが実態は、イメージとはかけ離れたものだったようだ。
「仕事は部長クラスの成果を求められ、新たな業務の開発も指揮しなければならないのに、給料は課長待遇のまま。◯◯待遇って、役職名より待遇が良い場合に使うのが一般的だけど部長にさせられて課長待遇って、本当に女性をバカにしている」
と女性は憤りをあらわにし、さらにこう続けた。
「女性の役員、部長職クラスの少なさの根本的な解決になってない。周りからは女性だから出世させてもらえたという目で見られるし、部長待遇との差はただの働らき損で、やる気をなくし辞めたくなった」
いくら成果を出しても「女性だから」と言われ、納得のいかない待遇が続くと、辞めたくなる気持ちもわかる。
※アンケート概要
■実施期間
2019年4月3日~
■回答数
1017 ※9月1日時点
(記事では、2021年7月13日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/EYERWBZ9
■質問項目
・あなたが「会社を辞めよう」と思ったときのことを教えてください(当時の仕事、状況など詳細に/800字以内)