緑色のアパートは「白」にしか見えなかった!? Uber配達員が「色を信用しない」理由 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

緑色のアパートは「白」にしか見えなかった!? Uber配達員が「色を信用しない」理由

何色?

何色?

すっかりおなじみの光景となったUber Eats配達員の姿。街のあちこちで見かけるものの、そのリアルな実態は知られていない。2017年から兼業配達員を続け、6000件を配達したライターの飯配達夫さんに、当事者しか知らない赤裸々エピソードを寄稿してもらった。(文:飯配達夫)【連載第6回】

色がヒントになると思いきや……

配達員をしていると、色の表現はつくづく難しい、と思うことがある。お客様のご自宅が分かりづらい場合、メッセージや電話で、物件の特徴を伺うことがある。そのとき「~色の家」などと教えてくれるケースが少なくない。

ところが、このせいで逆に混乱を招くケースがある。厄介なのは、夜に行くと「昼間と違う色に見えてしまう」という例だ。

利用者に「緑色のアパートです」と言われたが、それらしい物件が見つからない。困っていたところ、実は目の前にある「白壁にしか見えない物件」が目的地だった、という笑えない体験をしたこともある。褪色したミントグリーンは、街灯に照らされると白く見えるのだ。

夜間でなくても、色の表現は難しい。若い女性から「白い一軒屋です」と言われて現場へ向かったが、家を見てみるとどう見ても白ではない、これはベージュか明るい茶色と呼ぶべきだ……。そんな経験を2度ばかりした。

また、これは配達中のエピソードではないが、緑色のライトバンを「ブルー」と呼んでいる年配者に出くわして面食らったことは忘れられない。確かに日本語では生い茂った木々の緑を「青々している」と言うが、それを「ブルー」と呼ぶのは違うのではないか?

こんな経験を何度もしてきたため、建物外観の特徴を聞いたときも、「色」の部分については話半分程度にしか信用しないことにしている。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 本社にクレームをいれたら、近所のコンビニが潰れてしまった話 ソフトクリームに文句を言ったところ……。
  2. なんで? コンビニの女性店員が客前で「トウモロコシをハーモニカのようにくわえてた」 何年経っても忘れられない女性
  3. 失礼すぎる面接官を黙らせた男性「あなたはお客様にもこんな態度で接するのですか?」
  4. 休日は「ブラック企業の面接」でストレス発散? アラサー男性「嫌われてもいいから強気で挑める」
  5. "お前は俺ほど稼げるのか"と豪語する夫にウンザリ「子どもの教育上よくないですし、別々に暮らしたいです」
  6. 15年勤務した会社を辞めて地方自治体の職員になった50代男性
  7. 大胆!みんなの仕事サボり術「客先に行くフリをして漫画喫茶へ」「余った時間にネットカフェで昼寝」【再配信】
  8. トイレから戻るときは「ドアを開けてもらい、所属と名前フルネームを言う」コールセンターを1日で辞めた女性
  9. どういうこと!? 「面接官が遅れている」→ 待ってる間、若手社員の愚痴を1時間も聞かされる →「ごめん今日の面接なしで」 → 後日、二次面接に進んでいたことが発覚
  10. 【悲報】「職場環境」を評価する日本の労働者は5.4%と世界最低 国際比較調査で明らかに

アーカイブ