子どものいる世帯には、児童手当や高等教育の修学支援などさまざまな公的助成が整備されている。しかし子どもの人数が多いと、助成を受けても生活は苦しいようだ。キャリコネニュース読者から寄せられた投稿を紹介する。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ
「学童に預けていましたが、高くてやめさせました」
栃木県の50代前半女性(金融・保険系/個人事業主)は世帯年収500万円。子どもが4人いるため、日々のやりくりは大変だ。女性は、
「(子どもが)大きくなるにつれて食費にお金もかかり、いくら手当があっても追いつきません。まして部活動費などを含めると。下がまだ小学校低学年のため、何かあると仕事も休まないといけない。学童に預けていましたが、やはり高くてやめさせました。いろいろな税金の支払いもありますし、削れるのは光熱費しかないです。さすがに育ち盛りに『食べるな』とは言えませんから」
と打ち明けた。苦しい現状から、こう訴えている。
「国も『少子化が』と言ってるなら、もう少し援助を行ってほしいです」