上司「原因が判明するまで謝るな」→トラブル発生「何で謝らないんだ!」 困った職場で働く人々 | キャリコネニュース
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上司「原因が判明するまで謝るな」→トラブル発生「何で謝らないんだ!」 困った職場で働く人々

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勤めてきた会社に見切りをつけるきっかけは人それぞれ。キャリコネニュースで募集している「会社辞めよう……と思ったエピソード」に、退職を決意した読者たちの声が寄せられた。(文:林加奈)

※キャリコネニュースではアンケート「会社辞めよう……と思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9

「部長は原因を聞いていますか?」「知らん!何で謝らないんだ!」

SEの50代男性によると、当時勤務していた会社の部長から「信頼関係の向上のため、トラブルがあってもSEは原因が判明するまでは簡単に謝るな」という方針を伝えられていた。

ある時、客先でトラブルが発生したが男性は休暇中だったため、先輩が対応。翌日、先輩から説明を聞くために早めに出社し、先輩を待っていると部長から別室に呼び出され「何で謝らないんだ!」といきなり罵られたという。男性と部長の間には、次のようなやり取りがあった。

「部長は原因を聞いていますか?」
「知らん!何で謝らないんだ!」
「部長の方針では原因がわからなければ簡単に謝るなという方針ではないですか?原因もわからないのにここで謝る意味はありますか?」
「自分が悪いのに謝らないつもりか?」
「私が悪い理由は何ですか?謝らないと言っているのではなく、原因不明で謝る意味を教えてください」
「もういい!もう辞めてしまえ!」

「謝るな」と言ったと思えば「何で謝らないんだ」と、真逆のことを言い出す部長。男性はその後、すべての仕事から外されて何も仕事をさせられないまま半年後に退職したという。

聞いてて恥ずかしいレベルの改善案に退職決意

管理・事務職の40代女性は、社員数500人ほどの大手メーカー子会社に事務職として在籍していた。その会社では毎年、「改善発表会」なるものがある。「いわゆる5S活動のようなもの」だそうで、各支社から出された改善案の中から、選りすぐりの案を支社の代表として発表して競い合うものだった。女性は入社してから数年後に初めて聴者として参加。その時の心境をこう振り返る。

「他の支社はどんな改善案なのかと期待していましたが、なんと『給湯室の共有で使用する冷蔵庫の中をきれいにして、自分のものに名前を書くように決めた』とか『ゴミ箱がすぐいっぱいにあるから大きいゴミ箱に変えた』など、聞いてて恥ずかしくなるレベルだった」

会社の発表会というより、学級会の目標決めのような印象を受ける。「ホテルを借りてまでやることなのかと思い、この会社のレベルに落胆したことをきっかけに退職しました」と、女性は綴っている。

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