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社長が勧める資格取得を断ったら1か月で退職に追い込まれた女性

画像はイメージ

入社を後悔してしまうような職場はある。キャリコネニュースに寄せられた「仕事を即行で辞めた人」の体験談の中から、今回は「医療機関の受付を1か月で退職した」という30代女性の体験談を紹介する。(文:コティマム)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「本当に断るお前は人間としてズレている」と社長

千葉県に住むこの女性は、辞めた理由は人間関係だというが「辞めたというより辞めさせられたという方が正しく、社長から暴言を浴びせられて、『試用期間で切るから辞めろ』と言われました」と明かす。

「きっかけは入社1か月経たない頃に、とある資格の取得を促されたことです。社長から、『会社は資格を取る援助をするが取得する意思はあるか』と聞かれました」

女性は資格を取るメリットがわからなかったこと、取得は強制ではなかったこと、資格を持たない社員も多いことから、辞退する旨を社長に伝えた。すると……。

「『仕事にやる気があるのか』『確かに強制ではないと言ったが、本当に断るお前は人間としてズレている』といったようなことを言われました。その後、『あなたと一緒に仕事をするのが苦痛だ』『この数週間、あなたと話すのが嫌でたまらなかった』などという言葉とともに、入社当日からの不満を伝えられ、本採用の見送りを伝えられました」

2か月分の給料で自主退職「不当解雇として訴えてやればよかった」

資格取得を断ったことで、突然本採用を見送られた女性。「それは解雇ではないか」と訴えたが、「はぐらかされ、2か月分の給料を払うことを条件に自主退職することに同意」したという。

「狭い会議室で怒鳴られ人格否定も散々にされたので、会社に残りたい気持ちは一切ありませんでした」

女性は現在、企画・マーケティング職の正社員として年収400万円で働いている。退職には満足しているが、「自主退職ではなく不当解雇として訴えてやればよかったと後悔してます」と、悔しさもにじませた。

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