男性は都内にある遊技機(パチンコ・パチスロ機)メーカーの面接を受けた。面接官は事業部長で「初めから態度がかなり横柄」な人物だったという。履歴書や職歴を軽く見て志望動機を聞かれた後、次の質問は
「何か特技とかある?面白いことやってよ」
とかなりざっくりしたものだった。男性が「??」と混乱していると、面接官は「先の面接者はお笑いで笑わせてくれたよ」と謎のアドバイスをしてきたという。人柄を試されたのかもしれないが、お笑い芸人じゃあるまいしそんな無茶振りをされても困惑しかないだろう。
男性が「特技と言うより趣味は散歩ですが……」と話すと、そこで面接は終了となった。
「面接時間は5分位の呆気ないもので、色々と面接対策し作品を作ってた時間が無駄に終わってしまったと言う苦い思い出があります」
と男性は当時の悔しさを振り返った。しかし、「会社までの交通費は面接終了後にすぐ貰えた」そうだ。