福島県の50代女性(教育・保育/正社員/年収750万円)は、国立千葉大学卒。奨学金で進学したという。
「母が未婚のまま私を産み、金銭的にかなり苦しい家庭で育ちました。高校から奨学金を受け、実家を出て、大学に入学した後は、入学金・授業料免除していただき、奨学金とアルバイトで仕送りなしで生活してきました」
女性は、思いをこう力説する。
「育ってきた家庭環境が大変な人こそ、学歴や身につける資格を持つことは大切だと思います。そうでなければ、逆境に打ち勝てるだけの仕事にはなかなかつけません」
女性は自身の学歴に満足しているものの、「余裕ができたら大学に聴講に行ったり、大学院に入学したりしたいです」と、学び続ける大切さを意識し続けているようだ。
高卒女性「大学は行った方がいい。勉強もしておいた方がいい。自分の人生のために」
一方で、千葉県の40代女性(事務・管理/正社員/年収700万円)は、高卒の公務員。自身の学歴には「不満がある」という。
「25年以上働いて、未だに最終学歴を何かと記入させられ、学の無い自分にコンプレックスがあります。今からも大学行けなくもないけれど……」
女性は自身の経験から、「大学は行った方がいい。勉強もしておいたほうがいい。自分の人生のために」と綴っている。