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もう無理! 20年続けた「夏でもネクタイ」を諦め、携帯扇風機を持ち歩くようになった話

写真:筆者

激烈な暑さで社会が混乱している。通勤・通学でも身体に保冷剤を付けたり、携帯扇風機を持ち歩いたり、男性の日傘も当たり前になってきた。もう、この暑さを乗り切るために、見てくれになんて構ってはいられない。(文:昼間たかし)

もうネクタイは諦めようと覚悟を決めた

筆者は、これまで「夏でも見苦しい服装はしない」ことをテーマにしていた。具体的には、「夏でもネクタイ」を自分に課していたのだ。しかし、6月から36度越えが連発という状況を前に、さすがに「これは、もう無理かもわからん」と思ってしまった。

「こんなに暑いのだから、多少ラフな服装をしても構わない」という人は確実に増えている。昨年あたりまでは、夏でも都心のオフィス街ではジャケット、長袖シャツ、ネクタイという服装の人もけっこう見かけた。それが今年はどうだろう。ネクタイをしている人はごく少数派である。もはや、ネクタイをしているのは、単なる我慢大会。「人に会うときに見苦しい服装をしてはいけない」と思っていたが、もはやネクタイをしているほうが見苦しい。

筆者が20年あまり、真夏でもネクタイを手放さなかった理由は「シチリアでは、夏でも三つ揃いを着ている」と聞いたからだ。シチリアには行ったことがないが、あの伊達者たちがそうしているのなら、真似しなければならない……そう思って20年あまり頑張ってきた。

この原稿を書いている今も、東京は30度超。一方シチリア・パレルモの最高気温は35度で、わずか2度の差であれば、まだ頑張れるような気もしている。でも、こうも思ったのだ。「いや、絶対に三つ揃いのヤツなんかいないだろう……」と。

こうして、筆者は見てくれにこだわるのをやめることにした。オレは……暑さに負けた。この夏に負けたのだ。

いま、暑さを乗り切るために、見た目よりも実用性で様々な対策が生み出されている。出勤時に保冷剤を入れたタオルを首に巻いている人も多い。これまでは単なる面白グッズという感じだった「携帯用扇風機」も、実際に使っている人が続出している。ファッションに気を遣っていそうな渋谷の若者ですら、使っているところを見かけたぐらいだ。

というわけで、筆者も携帯扇風機を解禁した。バッテリーで駆動する安いものなのだが、もう、快適すぎて笑うしかない。

わりとお堅めの職場でも、昔は「ネクタイ必須」だったのが、最近だと「夏は襟付きシャツならOK」みたいになっているようで、ポロシャツ姿の人も見かける。もはや暑さを理由に「社会人のスタンダードな服装はスーツ」という常識も崩れさっているようだ。

ネクタイを諦め、携帯扇風機の軍門に降った筆者でも、今のところジャケットを諦めるつもりはない。メモ帳や名刺入れを入れるポケットも必要だからだ。しかし、このまま暑さが加速すれば、東京でもアロハや浴衣、かりゆしウェアがビジネスウェアになりそうだ。いつまでジャケットを着ていられるか……。今度はジャケットがやせ我慢の象徴になる日が来るのかもしれない。

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