女性は、「名の知れた企業の事務のパート面接」を受けた。「こちらが挨拶しても、座ったまま『はい』とひと言」と、入室した時から面接官の印象が悪かったことを綴る。
その後どうしていいか分からず立ったまま黙っていると、履歴書を見た後に
「あなたぐらいの人は沢山いますが、なぜうちに?」
と質問された。女性が志望動機を話すと、面接官は「へぇー」と一言。ようやく「座ってください」と指示があった。その後も、履歴書を見て「ふーん」、「へぇー」を繰り返した面接官。質問は、
「『一人暮らしですか』『ご結婚されてないんですね』という業務に関係がなく、意図の読めないセクハラまがいのもの」
だったと女性は書いている。
最後は「わかりました、後日採用ならご連絡します」と言われ、スキルなどは一切聞かれなかった。女性がいつごろ連絡を貰えるか聞くと「採用の場合のみです」と釘を刺され、面接官は「では」と席を立ったという。
「1人会議室に残され、すごすごと帰ってきました」と悲しげに振り返った女性は、「友人たちにこの話をし、そこの商品は買わないよう啓蒙している」と綴っていた。