「休日も上司から連絡。入社半年は1日も休みが取れなかった」ブラック企業で疲弊する人々 | キャリコネニュース
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「休日も上司から連絡。入社半年は1日も休みが取れなかった」ブラック企業で疲弊する人々

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会社のブラックぶりに悩みながら働く人は多い。キャリコネニュースには、

「休みの日でも上司から連絡が入り、基本的に休みが取れない。結局、入社から約半年は1日も休みが取れなかった」(茨城県/50代男性/営業/年収850万円)

といったブラック企業体験談が寄せられている。(文:コティマム)

※キャリコネニュースではブラック企業体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HQI6E1OV

月40~50時間かかる仕事を「作業時間として計上できない」

ITエンジニアとして働く愛知県の30代男性(年収500万円)は、普段から「通常業務が1日10時間くらいある」という。その上さらに

「見積りの業務も営業から依頼がある。見積りを行うための作業工数がないため、見積りを行っても作業時間として計上できません。そのため、全てサービス残業です」

という過重労働ぶりだ。この見積り作業は「かなりの精度が求められる」といい、「お客様へのヒアリング、認識のすり合わせ、上司への説明資料作成、社内手続きの資料作成など月に40~50時間かかります」と明かす。

40~50時間がサービス残業で無給となると、働くモチベーションも削がれてしまうだろう。

シフト関係なく求められる暗黙ルール

教育・保育業界で働く大阪府の30代女性(年収250万円)は、「有休を取らせてくれない環境」だという。

「更新月の前には捨てる有休です。自分の有休なのに(自由に使えず破棄を)決められる」

企業側は基本的に労働者に有給休暇を取らせなくてはならないが、問題はそれだけではなく、女性は

「休憩時間などない。『保護者対応を担任が(する)』というルールがあり、シフト関係なく残らされたり、早く出勤させられたりする暗黙のルールがある」

と教育業界の闇を綴った。

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