「あっちが北海道ならこっちは韓国だ」 社員旅行の行先を事業所どうしが競い合うやっかいな職場 | キャリコネニュース
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「あっちが北海道ならこっちは韓国だ」 社員旅行の行先を事業所どうしが競い合うやっかいな職場

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より良い環境を目指して転職したはずが、失敗してしまう場合もあるようだ。福島県の30代女性(事務・管理/正社員・職員/年収600万円)は、転職は「失敗」と明かし

「年に一度の事業所別の社員旅行が厄介でした」

と仕事に関係ないことで頭を抱える現状を綴った。(文:草茅葉菜)

※キャリコネニュースでは引き続き転職をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HEKC3Q7B

「あっちが東京の高級ホテルならこっちは有名温泉だ…」

女性の転職先は前職より給与もアップし、環境も少なからず良くなったという。しかし

「年に一度の事業所別の社員旅行が厄介だった」

と打ち明ける。というのも、かなりの田舎の地域ということもあり「どこに社員旅行に行ったか」を事業所同士が競い合うというのだ。

「あっちが北海道ならこっちは韓国だ、あっちが東京の高級ホテルならこっちは有名温泉よ高級旅館だ」

といった流れだったという。旅行と聞くと一見楽しそうにも思えるが、女性は

「金銭的にもきついけれど何より社員旅行は土日の休みにぶつけていくので繁忙期の場合は金曜日夜10時に帰宅しても朝4時には集合場所に行きます。ただの休みなしの仕事みたいなものです」

と恐ろしい実態を明かした。なぜ繁忙期に社員旅行が企画されるのか謎だ。さらに

「家庭の都合で旅行に参加が難しい人が悪いことをしているような扱いにされるのも嫌でした」

と悪しき社風を綴る。そもそも業務以外でプライベートな時間を削るのは勘弁してほしいものだ。

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