空港で足止めされ、ホテルに行くも「1泊10万円のスウィートしかない」 災難続きだった男性【後編】 | キャリコネニュース - Page 2
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空港で足止めされ、ホテルに行くも「1泊10万円のスウィートしかない」 災難続きだった男性【後編】

空港で、チケット窓口の職員からは

「明日早朝の便に振り替えるから、ホテルは自分でとって、あとでここに請求して」

と、カスタマーサービスの番号を渡されるのみ。そこから空港近くのホテルを片っ端から電話し、なんとか1泊5万円くらいの部屋を確保できたという。この時点で時間は22時を過ぎており、へとへとになりながらホテルのカウンターに行くと…

「その名前で予約は入ってない。新たにとるなら1泊10万円のスウィートしかない」

と衝撃的な事実を告げられた。しかし男性はこれに屈さず、またしても「片言の英語」で、予約した旨を伝えるとマネージャーが出てきたという。クレジットカード番号を聞かれて、何とか予約が確認できた。

朝食以降何も食べていなかった男性は、部屋に着くとようやく落ち着いて空腹に気が付くが、

「高級ホテルでルームサービスも高いので頼めず、カバンに残っていたオレオ2枚を食べて就寝した」

というから驚きだ。高い部屋なのに何も楽しめず、数時間の睡眠後、朝一の飛行機に乗って次の目的地であるドイツに向かったという。男性は

「これだけのトラブルが1回の出張で重なり、全部ひとりで何とか切り抜けたので、それ以降出張中にトラブルがないと、何か物足りなくなりました」

と明るく振り返った。

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