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リストラを進める「コストカット請負人」を社内で高評価にした会社のその後

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大企業でもリストラ断行が珍しくない昨今だが、会社に利益をもたらす人材まで去ってしまっては本末転倒だ。東京都に住む40代後半の女性(事務・管理/年収450万円)は、「うちの会社の昇進基準に不満があります」と内部事情を打ち明けた。(文:okei)

「なるべく本人から辞める自己都合退職をさせる」人が高評価

女性の勤務先では、「営業で大きな契約をバンバン取る人や目標150%達成を毎年続ける人」よりも、

「人員削減計画のために不本意な異動や処遇を行い、なるべく本人から辞める自己都合退職をさせる『コストカット請負人』を大きく評価して出世が大きく違います」

という理不尽な状態があったようだ。つまりリストラや退職勧奨を実際に行なった社員が出世したのだ。これによって「会社の経営は持ち直した」というが、当然「この人事を一般社員は冷ややかに見ている」とのこと。

「コストカットは大切なのは理解できますが、利益をもたらす人をないがしろにするのはいただけず」

「当初の目標より退職が相次いでしまい、ある一定のキャリアの人材を確保するべくそれなりの金額で現在社員の採用活動を行なっています。呆れました」

会社は人員削減によって大事な人材まで大量に失ってしまった模様。リストラ自体もさることながら、評価の出し方にも納得いかない人が多かったのだろう。

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