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新卒入社3か月で退職した女性 テレアポで「1時間に40件かけるノルマが」

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テレアポは顔の見えない相手に商品を売るのが仕事だ。電話でそっけなく断られるだけでなく、個人の成績を気にしなければならないのだからストレスが多い仕事であることは容易に想像できる。

30代女性(東京都/その他/年収100万円未満)が、自身が経験したテレアポ営業の実情を明かした。「新卒で入社した企業が社員を各関連会社へ出向させるやり方」だったという。(文:林加奈)

「与えられたトーク集を大声でただ読み上げるよう命じられました」

「入社して5月まではOA機器のテレアポ営業でしたが、事業所が赤字になったといい、4月入社の新人を別の企業へ出向させると言い渡したのです」

「ところが面接をして合格しないと次の出向が決まらないと言われ、6月中は自宅待機を命じられました。そして7月に決まったのが、個人宅への電話営業の会社でした」

そこで、大手通信会社の代理店として光回線の販売をすることに。営業のため、やはりノルマがあった。

「1時間に40件かけるというノルマがあり、与えられたトーク集を大声でただ読み上げるよう命じられました。とくに大手通信会社の名前を強調して、それに続く『代理店……』という社名は早口でしゃべるよう命じられたのです」

「迷惑電話は罪悪感が募る」

また仕事内容や職場の雰囲気も、女性にとっては重い負担だった様子だ。

「電話内容も上司がインカムを使って全部聴いており、相手が高齢者で断れない感じだと途中で電話を変わり契約を取り付けてしまうのでした」

電話は「夜9時まで」かけさせられたというから、心身ともに辛かっただろう。

「その後出向先退職の意思を伝えましたが、受理できないと言われたため本社へ退職届を出しました。出向先はひと月足らず、新卒で入社した会社は3か月で辞めたことになります」

高齢者を丸め込んで契約に持ち込む上司の姿を見て、嫌気がさした女性。「辞めて良かったです。個人宅への昼夜問わずの迷惑電話は罪悪感が募るとともに辛いです」とメンタルを削られた過去を振り返った。

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