先方企業の担当者から「検討するのでしばらくお待ちください」と言われた男性。そのまま新横浜駅で待っていたが、返事が来たのはなんと2時間後。しかもその内容は、「別の面接官」を手配したので今から本社に来てください、という勝手すぎるものだった。男性は、
「交通費を返してくださいという内容なのにもかかわらず、2時間も待たされたあげく、別の面接官を手配したって。それなら最初から別の面接官を手配すれば良かったんじゃないですか?」
と憤る。先方企業の理不尽な対応に、面接を受ける気をすっかりなくしてしまった男性は、再度交通費の負担を求めた。しかし、相手は「当社はあなたのために面接官を手配しました。それを断るのであれば、あなたの都合で面接を辞退したということになるので、交通費を出すことはしません」と、よくわからない理屈を並べるばかり。
「最初に面接キャンセルをしたのは先方企業ですし、予定よりも数時間も遅れて面接を設定したなんて言われても、そこに納得感なんてのは微塵も感じることはできません。大企業ではありますが、やってることは非常識であり、上から目線のこの対応に幻滅しました。このできごと以来、こちらの運営するお店は二度と行かなくなりました」
結局、無駄になった新幹線代は転職エージェントが負担してくれたという。誰もが知る大手企業だというのに、あまりに残念すぎる対応だ。男性は「お金と時間を無駄にした、嫌な思いしかしない1日でした」と振り返った。