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「あんたの声は老人向けだ」とクレーマーにキレられたレジ店員、ひるまず対応する

画像はイメージ

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パート・アルバイトの定番の一つと言えるスーパーのレジ打ち。日々多くの買い物客を流れ作業的にさばく業務の性質上、稀にとんでもないモンスタークレーマーを引き当ててしまうこともあるようだ。

東京都に住む50代前半の女性が、近所のスーパーでアルバイトを開始して半年ほど経った時のこと。毎日のように見かける30代半ばくらいの女性客に

「声が大きくて耳が潰れる」

と難癖をつけられたという。(文:KZ)

「みんな、あんたの声がデカいと思ってるよ、あー、気分悪!」

その日・その時間帯のシフトは店長との二人きりだった。レジは客が切れず女性もテンパっていた自覚はあったというが、その客に「こちらお一つですね、○○円頂戴します」と伝えたところ、突然

「は?一つじゃいけないわけ?この店員、気分悪!」

と「ぶちギレ」されたという。女性はすかさず店長を呼んで、後ろに控えるお客の対応をお願いし、一対一でクレーマーと向き合うことに。クレーマーは一言文句を言っただけでは収まらなかったようで、こんな言葉でまくしたててきた。

「あたしがなんかやったっての?」
「あんたの声は老人向けだ」
「みんな、あんたの声がデカいと思ってるよ、あー、気分悪!」

たまらず店長が「大丈夫?」と助け船を出すも、クレーマーは「ほら!あたしが悪いことになった!だから嫌なんだよ!」と、癇癪が収まらない。

そんな中、女性も二つしかないレジの一つを止めている状態のため、「少しイラついてしまった」と心境を漏らす。キレ続けるクレーマーにひるむことはなく……。「声が大きい!」と言われれば「ありがとうございます」、「褒めてない!」と怒られると「すいません。元々声が大きいので」などと、トータルで10分弱ほどの時間、挑発的な返答を繰り返したという。

謝りながらも反論してくる女性に嫌気が差したのか、はたまた、周りの視線が気になったのか。クレーマーは商品の代金を払ってなんとかスーパーを後にしたとのこと。

その2、3日後からクレーマーは来店を再開。会計は同伴の男性が行うようになり、クレーマーは女性をにらんでくるようになったというから、それはそれで怖い。とはいえ、最近は「私が入る時間に見かけなくなりました」とのことで、事態は収まったようだ。

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