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「アスファルトに膝をついて謝罪させられました」ホールスタッフが経験した屈辱的なクレーム

画像はイメージ

実際に土下座まで要求するクレーマーはめったないだろうが、いるとすれば相当タチが悪い。静岡県の40代女性(事務・管理)から、とんでもないクレーマーに目を付けられてしまった経験談が寄せられた。数年前ホールスタッフのパートをしていた頃、なんと

「エリアマネージャーと一緒に外でアスファルトに膝をついてまで謝罪をさせられました」

というから驚きだ。一体何があったのか。

「辞めてもいいですと言うと今度は店長に詰め寄ってました……」

「オープン直後に来店したお客様にお冷の提供が遅れてしまいました」

それが原因だったかは不明だが、その客は「それまでの営業時の様子を観察」していたようだ。ランチのピークも終わりかけの頃、女性に対して

「態度が悪い」「スタッフに命令して自分は動かない」

などのクレームを言い出した。しかし女性は「5人いたホールスタッフの中では一番下」の立場だという。たまたまだろう、「指示をしている姿をみて社員と思われたようです」と誤解されたことを明かす。やがて店長を呼び付けるクレームに発展。しまいには

「辞めさせろとの事らしく、エリアマネージャーと一緒に外でアスファルトに膝をついてまで謝罪をさせられました」

と屈辱的な謝罪を強いられることに。女性は「夫の扶養家族でのパート勤務」だったため、

「辞めてもいいですと言うと今度は店長に詰め寄ってました……」

と事態はますます混乱してしまった。もはやクレームをつけるのが目的になっていたのかもしれない。女性はこんな風に回想している。

「飲食代金を払わずにすませたかったのか、店側もそれには応じたくなかったため30分位は外で謝罪に付き合わされました」

「その後、夕方まで飲食を続けたらしいですが、何がしたかったのか私は何だったのか、今でも思い出すと客にも店側にも腹が立ちます」

最後に「もう辞めてますが」と付け加えた。無銭飲食させないために膝をついて謝罪させられたのだから、いまだに怒りが収まらないのも無理はない。威力業務妨害や強要罪に該当する可能性もあり、店側も警察を呼ぶなどの対応が必要だったろう。女性が気の毒だ。

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