理由は単純なことだった。
「おかしいと思い連絡したところ、同姓同名の方と間違えたとのことでした」
ここまでは、事務手続きのミスとしてあり得ることで「別段気分を害したとかそういうことはありませんでしたが」と当時の胸中を語る。ところが問題はその後……。
「内定研修の案内が再度きました 笑」
まったく事務処理が正されていなかったことが判明。落とした学生に2度も内定者扱いのミスは痛すぎる。
「さすがに大手IT企業でこの間違いはないだろうと思い、気を付けたほうがいいですよとメールをしたら、なんかちょっと偉そうな人から、しょうがないからもう一度面接してやるよ、といった旨のメールだか電話だかが来ました」
もしや縁があったのかもしれないが、すっかり冷めた様子の女性は「そんな会社入りたくないので、面接のアポとって、当日すっぽかしました」とぶっちゃけた。すっぽかしは良くないが、さらっと意趣返しした模様だ。
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
【前編はこちら】面接なのに「社長が寝ていました」ある女性の就活エピソード