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「接客のレベルが低すぎる!」子どもがジュースをこぼしたら激怒した理不尽クレーマー

画像はイメージ

理不尽すぎる要求は店側も頭を抱えてしまう。広島県に住む20代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他)は、「飲食店で正社員として接客の仕事をしてた時のクレーマー」について明かす。

「子連れのママ会で大人3人子ども5人(みんな1~2歳ぐらい)で予約されていて予約時間を大幅に遅刻」

なんの連絡もなく来店した後も謝罪すらなかったそう。「その後も子どもが言うこと聞かないからって怒鳴り散らしてて雰囲気も最悪」だったという。最初から嫌な予感しかしないが……。(文:谷城ヤエ)

まさかの大嘘「お姉さんがジュースをこぼしたのに料理置いて謝りもせず」

案の定、その後もトラブルは続いた。「結構熱い料理」を出す際に、バイト店員が子どもに危険なためわざわざ母親たちに置く場所を提案したという。しかし母親側は「大丈夫でしょって感じで子どもの近いところ」に置かせた。「なぜか大人が誰も近くにいない一番危なそうな子」の近くだった。その結果、

子どもがコップ動かしたせいでジュースがこぼれました。その時にその子の母親じゃないお母さん激怒」

「バイトの子はベテランの子ですぐ謝罪して『お召し物大丈夫ですか?』と汚れた床を拭いたりとか飛び散った洋服などにふくものわたしてケアしていたんですが、『お姉さんはもういいから下がって!』と何故か下がらせてその後に目が合った私が呼ばれました」

バイト店員は「ジュースをこぼす前から危険を予測してきちんと対応」していたが、クレーム客は驚きの主張を展開する。

「子どもがこぼしたんじゃないんです、子どもではなくあのお姉さんがジュースをこぼしたのに料理置いて謝りもせずどっか行った」

しかし女性は「実際はバイトの子が拭くものを持って行くところ」を確認しており、「そのバイトの子からもきちんと報告を受けている」ため、客の発言が「大嘘なのは明白」だった。しかしそう言い返すことはできなかったようで、クレームはなおも続いた。

「バイトの子が床を拭くとこまで対応できていたのですが、クロスにジュースがついてるままだったので大嘘ついた後『このままだと服汚れるんですけどどうしてくれるんですか!?』と言われ」
「他のお母さんの白い靴にジュースがほんの少し飛び散っておりそれについても『どうしてくれるんですか!?』と怒鳴られました」

自分の事は棚に上げ、文句ばかり言うクレーム客。挙句の果てに「子どもの誕生日で来たのに台無しだ」と言われた店側は、とにかく謝ることしかできなかったそう。

「謝っていると『すみませんじゃ済まないんですけど!接客のレベルが低すぎる!』とまで自分達の不注意のせいなのに言ってきました」

とりあえずクロスを替え店長に連絡すると、店側が「クリーニング代を支払う」という話になった。

「ジュースがついたお母さんにクリーニング代の話をした時、私が名刺出した途端社員だとわかったみたいで喚いてたお母さんがちょっと黙ったけど…」

店側が「領収書を持ってきてもらえればクリーニング代を支払う」と言ったところ

「またそのお母さんが出てきて子どもいるからわざわざ持ってくるとか無理よ!郵送するから書き留めで返して!と自分の服とかが汚れたわけじゃないのにそのお母さんがずっーと仕切っていました」

とにかく一人のボスママ的なクレーマーが理不尽な要求を続けたようだ。「私に怒鳴ってる間、表情もちょっといきいきしていました」というから、人に文句を言うのに生きがいを感じる人なのだろうか。その様子を見ていたほかの母親たちは

「ずっと喚いてるお母さんに他2人のお母さんもドン引きしていたようで、帰り際にまた再度バイトの子と謝罪に言ったら逆にこちらが謝られました」

恐らく言えない雰囲気だったのだろうが、実は店側の落ち度でないことは他の2人も分かっていたかもしれない。

「クリーニング代も喚いてたお母さんの指示通り、後日返信用の書留の封筒を入れて郵送しましたが請求書は送られませんでした」

「私がこの仕事をして後にも先にも最低だなと思う一番のクレーマーです」

と散々な目に遭ったことを振り返った。

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