表向きは一部上場、実際はブラック企業だった 新卒時に営業職を3か月で辞めた女性 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

表向きは一部上場、実際はブラック企業だった 新卒時に営業職を3か月で辞めた女性

画像はイメージ

会社の売り上げに貢献する営業の仕事。好きで楽しく続けられている人もいれば、自分には向いてないとわかり退職する人もいる。後者の「営業が向いてなかった人」に焦点を当て、キャリコネニュース読者から寄せられた経験談を紹介する。

東京都に住む30代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は大学卒業後、営業として某一部上場企業に入社したが、3か月で辞めた。

「最初は企業へのOA機器のテレアポで、その後は光回線の個人宅への電話営業でした。図々しく売ることに執着できませんでした」

と当時を振り返る。(文:林加奈)

「過去この大学から入社した人が精神を病んですぐ辞めた」

入社後の配属先が営業であることは分かっていたが、女性はこの会社を「ブラック企業」と書いている。しかし入社してしまった理由は「大学の就職課の勧め」があったからだった。

「表向き一部上場企業でしたが、酷いブラック企業だという情報を(就職課は)把握していたにも関わらず、私に喜んで卒業し就職してもらいたいという理由から入社を止めなかったと言いました」

その情報とは

「社員の出入りが激しい。就職課が出向いても代表が一度も姿を見せず採用担当者が求人を渡すだけ」
「オフィス内の各部屋で面接を繰り返している様子だった。過去この大学から入社した人が精神を病んですぐ辞めた」

といったブラックな実態だった。就職課はそれを知りながら学生に何も伝えなかったのだ。「喜んで卒業し、就職してもらいたい」という理由は、本人のためになったとは言えないだろう。

そして女性の両親は、一部上場企業に就職が決まったと聞くや否や、一気にお祝いムードになったという。

「私の両親も会社の実態を調べることなく、あっさり身元保証人を引き受け入社することになったのです。『会社さえ大きければ潰れない』『向かない職種でも入ればなんとかなる』という具合でした」
「しかし、私は電話にてしつこくうるさくしゃべり続けて物を売りまくるのは無理でした」

と営業に向いていなかった自身を振り返り肩を落とした。結局、就職活動の段階から食い違いが続いてしまったようだ。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 失礼すぎる面接官を黙らせた男性「あなたはお客様にもこんな態度で接するのですか?」
  2. 面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」
  3. 学歴コンプのパワハラ上司に嫌がらせをされまくった国立大卒男性 転職して「今はあの会社を使う側になった」と立場逆転
  4. 面接で「時間の無駄」と5分で落とされた女性 その後、発注側の企業に就職して立場逆転
  5. 「僕は止めたのですが、部下が勝手に……」責任逃れする嘘つき上司、まさかの展開で懲戒処分、退職へ
  6. どういうこと!? 「面接官が遅れている」→ 待ってる間、若手社員の愚痴を1時間も聞かされる →「ごめん今日の面接なしで」 → 後日、二次面接に進んでいたことが発覚
  7. 「トイレでやりたい放題でした」コンビニ店員が見た衝撃の光景 男女2人で長時間利用したり、中で飲酒したり……
  8. 逆ギレ上司「僕のせいですか!」→ 女性「じゃあ辞めます」 保険証トラブルで即行退職した女性
  9. コンビニのトイレ、好意で提供するも「汚いから掃除しろ」と怒られる 「公衆トイレではない」と語る店員男性
  10. 「ケチ会社」スタッフが嘆く子供服店の"和式男子トイレ"問題 利用客が困っていても“現状維持”決定

アーカイブ