男性は「自社製品の新機能として、とある機能を提案したが、上司やチームリーダーからは即却下された」と振り返る。
「1年後ぐらいに営業から、『お客様からの要望』で全く同じ機能の実装をリクエストされ、あっさりと新機能追加になり、やる気をなくした」
男性が早くから訴えていた新機能について、お客からリクエストがあった途端に即対応した会社。自分が提案したのはなんだったのかと複雑な思いになるだろう。
「入社してから初めて分かったことだが、(この会社は)10数年以上、親会社からなぜか採用を停止され、(自分は)採用を再開してから中途入社した。開発環境やプロジェクトの進め方は古く、平均年齢も40代と高く、新しいことをやろうという気概もない。おまけに開発の仕事とはかけ離れているお客様からのメール対応を求められ、モチベーションは地の底状態」
会社の古い体質にヤル気が削がれてしまった男性だが、「そんな中、家賃補助が打ち切られた。おまけに昇給ゼロ円」と、さらに男性を取り巻く状況は悪化したようだ。男性は「また転職活動をする羽目になった」と綴っている。
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