男性は、大学の推薦で入社した会社に“配属ガチャ”があったと語る。
「その会社は人事部の裁量権がすごく強く、希望の部署と相思相愛でも、人事課長の裁量で何でも勝手に“好き嫌い人事”が横行する会社だった。合理的に考えても希望先がベストな選択で相思相愛だったが、結果は全く異なる製造の部署」
男性は“好き嫌い人事”により、希望とは違う製造の部署に配属されることに。
「後にその課長と同期が飲みに行く機会があったみたいで、私の配属決定理由をそれとなく聞いたところ……『あいつははぐれもんやからな』とか訳のわからんことを言っていた模様」
課長の言葉を聞いた男性は、配属された製造の部署で技術を学び、数年後に転職する事を決意した。
「結果、後にも先にも、どの会社に行っても負けない製造知識を得ることに成功した。そのおかげで設計者として転職先の諸先輩にも負けない、製造知識量と実践の量があった状態となった」
当初は納得いかなかった配属先で努力を重ねた男性は、「最初の会社としては外れたが、自分の努力で好転できたんだと思う」と振り返る。
「配属ガチャなんて気の持ちようで、チャンスにも出来ると思っている」
キャリコネニュースでは「配属ガチャについて思うこと」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/XBP0NVJA
【あわせて読みたい】