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「ウチはそんなに甘い会社じゃないからな」集団面接で候補者に説教するヤバすぎる会社

画像はイメージ

埼玉県の30代前半の男性(事務・管理/正社員・職員/年収350万円)は、転職活動の際に4時間にも及ぶ超長丁場の1次面接を経験したことがある。厳密に言うと、面接が実施されたのは1時間だけで、残りの3時間は「人材業界について」「年収を上げるためには」「どうして弊社が存続できているのか」という内容のセミナーを受けさせられたそうだ。男性は、

「人材会社の面接に参加したはずなのに、セミナーに参加した気分でした」

と振り返る。面接という名目で3時間のセミナーを行うだけでも変わった会社だが、男性の話を聞く限り、面接の内容も問題だらけだったようだ。(文:福岡ちはや)

「応募者を大切にしない会社。2次面接に進めなくてよかったです」

その会社では、応募書類の提出時に「(運転)免許証など顔写真付きの身分証明書」の提示が求められたという。会社によっては本人確認のために身分証明書の照合を行う場合があるようだが、男性は持参した運転免許証の住所変更を忘れていたことで面接官から「お叱りを受けました」とこぼす。

「自分だけではなくもう1人同じ状況の方がいたみたいで、一緒にお叱りを受けました。腑に落ちませんでしたが、個人情報を扱うのでしっかりしたほうがいいと思い、その場は(自分を)納得させました」

まだ内定すら出していないのに、身分証明書のことで面接官が応募者を一方的に叱るのは、違和感があると言わざるを得ない。

その後始まった1次面接でも、どこか不穏な空気が漂っていたようだ。応募者4人に対し面接官1~5人の集団面接形式だったが、男性いわく、面接官は入れ替わり立ち替わりだった。質問内容や面接官の態度も酷いもので、男性は、

「『今の年収について』『今いる応募者の共通点について』といった質問をされました。ちなみに応募者の共通点は『全員年収500万円以下であること』だそうです」

「(面接官は応募者の)職務経歴が2年以上空いているのを執拗に責めていました。(中略)『ほかの会社だったら言わないけど、僕は優しいから言うけど、2年も仕事をしてなかったらホントは牢屋にいたんじゃないの?って思われるからね?』と犯罪者扱いも。(中略)エージェントの紹介で来てた人にも『ここは条件が良いからって紹介されたんだろ?ウチはそんなに甘い会社じゃないからな』と怒ってました」

と詳細を明かした。結局、男性は1次面接で落ちてしまったが、「2次面接に進めなくて良かったです」と胸をなでおろす。転職先は別の業種・職種の会社に無事決まったそうだ。男性は、

「応募者を大切にしない会社に入社しなくて良かったです。できるだけ自分らしく頑張りたいと思います!」

と今後の抱負を綴っていた。

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