面接に対応したのは「社長の奥さんらしき人」だったという。女性は「面接には関係ないことで責められるようなことを次々に言われてびっくりしてしまいました」と当時を振り返った。
「上から下まで冷たい目でジロジロ見られ、『1週間以内に合否の連絡をします』と言われて、悔しい気持ちで帰りました。次の日に不採用の通知と履歴書が届きました」
あまりに早すぎる不採用通知に、女性は「最初から採用する気なんてなかったんですね。バツイチ子持ちを採用するつもりがないなら、職業安定所の人が確認した時点で断ってほしかったです」と不満をもらす。お互いに時間の無駄だったことは間違いない。また、女性は面接を通じて“バツイチ子持ち”をバカにされたと感じたのだろう、
「バツイチ子持ちだからって、働かないなんて決めつけはやめてほしかったです。離婚して子どもを育てなきゃという人は、必死に働くと思うのに。子育て世代の女の人は働けて、バツイチの子育て世代は働けないなんて……」
と悔しさを滲ませた。その一方で、「人を見下す人の下で働かなくて良かったです」と採用されなかったことに胸をなでおろしてもいた。
この会社に一つ物申すとすれば、もう二度と“子育て世代の人も活躍する会社です”などと求人に書かないでもらいたい。
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ