女性が聞いた話によると、同僚は夜に仕事が終わったあと、突然倒れて動けなくなってしまったそうだ。だが、その光景を見た上司の言葉は信じられないものだった。
「そんな彼を見てあの最悪上司は『はよ帰れ』だの『あいつ死んでるわ』だの冷たい言葉をかけたのです。普通ならこのタイミングで部下をねぎらうとこですが、あろうことか上司は部下にひどい言葉をかけたのです」
その日から同僚は出勤していない。彼は別の同僚に「辞める」や「もうあいつの顔が見たくない」と言っていたようだ。その場にいなかった女性は「体調不良の彼に対してもう少しいたわれたら」と後悔の念に駆られた。何より上司の行動が許せなかった。
「そのこと(上司の言動)を聞いてドン引きしました。なんでそんな倒れてるとこに、そんなひどい言葉をかけられるのか理解に苦しみます」
この上司のパワハラは、これが初めてではないようだ。今回の同僚以外にも「部下を何人か精神的に追い込んで退職させている」らしく、女性が入社してからも既に2人が音信不通になって退職していったと明かす。
「転職して次の仕事が決まれば一刻も早く辞めてやろう」
この上司は日頃から部下の扱いが雑なようだ。「まず部下の指導ができてません」と憤る女性。初めての仕事で分からない部下に「遅い」「もっとよく考えろ」などと言うのみで、丁寧な説明などは一切ないそう。女性自身は「ひどいことを言われたことはない」ものの、有給休暇を使おうとした際に「私用」と書いたら「理由をことごとく聞いてきた」ことや、有給を取ることに対し「嫌味を言ってきた」ことがあった。
「私が一回上司に意見したときもありましたが、上司は全く聞く耳持たずで私の意見をはねのけたりもしました。こんな上司ですが、こんなひどいことをしたのに会社から何も咎められないのが不思議に思います」
「私は今後ずっとあの上司と仕事しなければいけないと考えると頭が痛くなります。転職して次の仕事が決まれば一刻も早く辞めてやろうと思います」
横暴な上司がたった1人でもいれば、その職場の居心地は悪いものになってしまう。女性は自身の職場について「人間関係は全体からしたら悪くはない」と書いているだけに、とても残念な話である。
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