当時の不穏な面接の様子をこう語る。
「私の履歴書をきちんと見もせず、『なにか言いたいことある?』と聞かれたので、 面接を受ける2年ほど前にガンの手術をした為、半年に1度通院しなければならず、その時は休みが要る旨を伝えた」
働く前に自分の事情を打ち明けたのだ。ところが、面接官からは
「それはあなたの都合でしょ?シフトで与えられた休みの時に行くのが当たり前でしょ」
と言われてしまった。病歴も明かした人に対してずいぶん冷たい答えではないだろうか。確かに通院するときは有休を取ればいい話だが、あらかじめ伝えておくことで休みが取りやすくなる面もある。
こうした場面では病歴の告白ではなく自己PRでもした方か良かったのだろうか。ただ、そんなアピールをするような空気でもなかったようで
「私が高卒であることを遠回しにバカにするような言い方をしたり、とにかく最初から『面接する気さらさらない』みたいな雰囲気だった」
と、思い出すといまだに憤りが湧いてくるらしい。結局、
「客としてよくそのアミューズメント施設には行ってたし、働けたらなと思ってたのに。最初から見下す態度であげく通院の話をしたらそれ。怒りを通り越して悲しくなった」
と胸中を綴った。せっかく受けた面接で、施設への悪いイメージだけが残ってしまったようだ。
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失礼すぎる面接官を黙らせた男性「あなたはお客様にもこんな態度で接するのですか?」