40代女性(千葉県/サービス・販売・外食/年収250万円)は、高校卒業時に就職先が決まっておらず、「何件も面接に行った」と振り返る。
「求人広告には『18歳から』と書いてありました。いざ、面接会場に行くと場の雰囲気が今まで行った面接会場と少し違いました」
面接官が4人、応募者も4人いて、女性より年上の人が多かったという。
「次々に質問され、一人の面接官が私に『○○さんは、高卒なんですね』と。私は『はい…』と。その後面接官4人に苦笑されながら『よくこの場に来れましたね?』と、聞かれました。恥ずかしくて悔しくて、顔も上げられませんでした。その後は、私はいない存在のような扱いで、何一つ質問されることはありませんでした」
学歴を理由にいないものとして扱われてしまった女性。あまりにも失礼ではないか。
「今思えば、(求人広告に)短大、大学卒業、卒業見込みと書いててくれれば、良かったのに…と思います」
と、当然の不満をつづっている。女性はこの面接がトラウマとなったようで「もう会社に面接に行くことはありませんでした」とも回答していた。