当時、まだ働いていて平日は面接に行けなかった女性は、日程を調整して日曜日に面接することになった。驚くことに指定された場所は「都内某タワーマンションのロビー」だった。
「一階にスターバックスの店舗があり、その辺の椅子に座らされ、出てきた代表とやらは上下汚いジャージ姿でした」
いくら日曜日とはいえ、面接をする以上は身なりに気を遣うべきだろう。しかも、その代表はすでに提出していたはずの履歴書を持っていなかったため、女性は「念のため持っていた手控えの履歴書」を渡した。すると
「中身もたいして見ずに小さく折り曲げて、自分の太ももと椅子の間に挟むという、今まで見たことのないような乱雑な扱いを受けました」
と目を疑う光景が展開された。しかも面接が終わると「履歴書を小さく折り曲げて汚いジャージのポケットに突っ込み、帰っていった」という。
「過去、幾度となく面接を受けて来て、応募者の個人情報を記載した履歴書をあのような粗末な扱いを受けたのは後にも先にもこれが初めてでした。ちなみに、その代表をはじめ、内縁の妻は東大卒ですが、その面接以来、私の中の東大卒のイメージは非常に悪いです」
結局、女性はこの面接に合格して入社した。その後、面接場所となったマンションが「代表の内縁の妻を住まわせているマンションだった」ことを知ったという。しかし最終的には「当然ながら退職しました」と語っている。
「代表は最近メディアにも露出しだして、なにかと調子にのっていて頭にきます。早くあの会社とあの代表、潰れて欲しいと思っています」と、面接時での扱いが未だに許せない様子だ。
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