職場の人間関係には悩みがつきものだが、ほとんど話もしない冷たい雰囲気の職場と、しつこいくらい個人的なことを聞かれる職場、どちらがいいだろう。大阪府に住む30代前半の女性(事務・管理/年収300万円)は
「私の職場はプライベートの話をめちゃくちゃする(聞かれる)。彼氏の会社の名前を聞かれ、パソコンで検索し、『給料はこれくらいなんや』と言われたり」
と不満を漏らす。自分から話すのならまだよいが、あれこれ詮索されるのはいい気分ではないだろう。(文:真鍋リイサ)
「性的なことにもややオープンで…」
同僚たちは会社驚くことに会社の名を聞くだけでは飽き足らず、わざわざネット検索までするのだ。しかも話は恋バナ程度で終わらず
「どこかに遊びに行くとなれば、行き先を聞かれ、調べられ、何時にどこからどのような手段で行くなどまで聞かれます」
と、まるで尋問のよう。給料やデートプランまで事細かく詮索されたら堪らない。そもそも、よりパーソナルな話題も平気で披露されるらしく……
「性的なことにもややオープンで、事務のおばさんが営業のおじさんに『男性の更年期障害始まってる?』と聞き、ネットにある男性の更年期障害診断項目を読み上げ、『朝勃ちはあるか、性欲はどうか』などをみんなの前で平気で聞き、営業のおじさんも普通に答えます」
それほど社員同士の仲がいいということなのだろうが、全員がそんな話を聞きたいわけではない。さらに「毎日一日中娘の話ばかりしてくる人も」いるという。
「娘が使っている筆箱や鉛筆、消しゴム、娘の友達やその友達の家族の職業なども紹介してきます。とにかく引くことばかりです」
この職場は暇なのだろうか。話好きの人にとっては良い会社と言えそうだが、自身のプライベートを言いたくない人にとっても、快適な職場になればいいのだが。
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