面接官に「会社を辞めるべきじゃない」と1時間も説教された男性 「ストレスのはけ口」にされたと激怒 | キャリコネニュース - Page 2
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面接官に「会社を辞めるべきじゃない」と1時間も説教された男性 「ストレスのはけ口」にされたと激怒

60歳くらいという見た目の面接官は、5分遅刻して登場した。すると「あなたが今まで職をやめた理由を全部教えてほしい」と聞いてきたそう。今どき何度か転職していても珍しくないが、この面接官には違っていたようだ。さらにこの面接官は、辞めた社員の愚痴を言い始め、しまいには男性に対しても説教をしてきたのだった。

「企業の方が偉いんだから、辞めるべきじゃないといった内容を延々されました」

60代と30代では価値観も異なる。面接官という立場を利用して自分の考えを押し付け、説教するのはよくないだろう。男性は、「職務経歴を見てあなた方がスカウト、再スカウトしたんですよね」と心のなかで毒づくしかなかった。

質問はプライベートに関することにも及んだ。男性は趣味の話をしたときのことを次のように振り返った。

「立場上断れないことを利用し、『(趣味を)見せてください』と言われ、披露することになりましたが、反応はあまりよくありませんでした」

どんな趣味を披露させられたのか……いずれにしても「上司としての立場を利用したパワハラ」だと感じたようだ。さらには、

「結婚についてや、あなた友達いない、などちょっとした人格否定(をされた)」

といい、ここまでくると会社に対しても不信感が募ったに違いない。同時に10社程度の面接を受けていたという男性は、人格否定されたのは「ここが初めてでした」といい、強いショックを受けたようだ。

最後の質疑応答でも、面接官は男性の質問に答えず、思うがままに話していたといい、

「面接であったことの愚痴を長々とされました。面接は企業と個人がコミュニケーションをとる場所であり、一方的にしゃべる場所でないと考えていますが違うのでしょうか」

と疑問を呈した男性。結局、この面接にかかった時間は1時間ほどにもなった。

「スカウトメールから始まってるので、ちゃんと読んで送ってますか、読まずに送るのは失礼じゃないですか、と感じました」

面接以外に行き来の時間や交通費もかかっているわけで、男性が怒るのは当然だろう。

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