結論から言えば、結果はその場で「不採用」だった。
「やはり『グループ会社に当たるので駄目です。転職サイトが勝手にふるいを掛けているから本来では受けられない筈なのに通ってしまった』などの言い訳が」
だったら書類で落としてほしいものだが、そこは転職サイトに責任を押し付けた形だ。しかし相手もわざわざ面接に来た男性に、さほど冷たくはしなかったようだ。その後は適当に世間話となり、
「せっかくだから(受けた会社が)新しいテストコースを作ったから見に来たら良いんじゃないか」
と言われ、面接会場を後にした。しかしこの言葉は、その場しのぎの適当な発言だったようだ。
「若かった私はその言葉を真に受けて担当者に電話しましたが一回目は不在。二回目かけた時も不在で繋ぐことができない。元々見せる気は無いし、秘匿もある為見せる事も出来なかったのでしょう」
雑な扱いをされてしまった悔しさを振り返る男性。現在は転職し、年収650万円で働いているそうだ。最後に実感をこう漏らしていた。
「今はメーカーに就職しやりたい仕事が出来ていますが、当時を思い出すと、バカにされてたんだなって思います。そんな会社に就職しなくて良かったな」
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ