職場の喫煙所は社内の人間しかいないとも限らず、なんでも好き勝手に話をするのは危険だ。山口県の40代女性は20年前、契約社員として「半導体関連の会社の研究所」で働いていた当時、
「研究所の喫煙室で社員が、とある超大手企業の悪口で盛り上がっていたそうです」
というエピソードを明かした。どんな悪口を言っていたかは定かでないが、もちろんロクなことにはならないに違いない。(文:篠原みつき)
「それ以来、朝礼では本日の来客予定を発表することになりました」
悪口は「盛り上がっていた」というくらいだから、よく聞こえる大声で話していたのだろう。
「うちなんて足元にも及ばない、日本を代表するような超大手なのですが、運悪くそれをその大手の社員が聞いていたとのことです」
女性によると研究所の隣には工場があり、喫煙室にはその工場の社員も入ることがあるという。悪口を言っていた社員たちにどんな叱責やペナルティが下されたのかは不明だが、そういう来客もあることを知らなかったでは済まされないだろう。結局
「それ以来、研究所での朝礼では本日の来客予定を発表することになりました」
と危機回避策が取られた。そもそも社内で悪口を言っていたのが良くないのだが……。女性は「壁に耳あり障子に目ありという諺を実感できるエピソードです」と教訓を書いていた。
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