コンビニには食べ物や飲み物だけでなく、本や文房具や化粧品……なんでも売っているイメージがある。だがそれ故に、コンビニ店員として働く40代女性(千葉県)は迷惑しているという。
「いろんなものが売っていたり、支払いなどもいろいろできるので勘違いされやすいのか、コンビニ店員を便利屋さんか何かと勘違いされているお客様が地味に困ります」
とこぼす。どんなことを要求されるのだろう。(文:天音琴葉)
この封筒に切手はいくら必要?→「ここは郵便局ではないので知りません!!」
コンビニ店員の仕事はレジ、品出し、発注、掃除などと多岐に渡る。これだけでも忙しいのに、客に店内のさまざまな機械の操作方法を尋ねられるという。
「FAXやコピー機の使い方を始め、住民票からチケットの発行の仕方、ATMの現金のおろし方まで……。一応、これらほぼ全て店員がやってはいけないこととマニュアルにあり操作方法は一切教わりません」
それでも聞かれるたびに断るのはしんどいだろう。なかでも聞かれて一番困ることを明かした。
「一番困るのが、封筒を持ってきてこれいくら分の切手が必要かと聞かれること。そんなこと聞かれても、ここはコンビニで郵便局ではないので知りません!!」
切手料金は封筒の大きさだけでなく、中身も含めた重さを量らないとわからない。仮に店内にはかりを置いていたとしても、自分で量ってもらいたいものだ。
なかには、こんな図々しい客もいるそう。粗大ゴミシールを買いに来たようだが……
「不用品の粗大ゴミを店頭に持ってきていくら必要なのかとか、代わりに捨ててくれ……と言われたことも。コンビニは都合の良い便利屋じゃなく、最低賃金で働いてる、コンビニ店員です!!」
コンビニ店員も成り手が減っている。甘えるのもほどほどにしたほうがいいだろう。
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