因果応報だと感じる出来事が、ハラスメントしてきた上司の身に起こったら痛快だろう。兵庫県の50代女性は「数年前にいた上司のことです」と打ち明ける。つまり今は職場にいない人だ。
「この上司はもともとパート上がりの社員だったんですが、責任者になってからのモラハラが酷かったです。ヒトを見下していたり、ちょっとでも自分が気に入らないことがあれば爆音を(ドン!!ガシャン!!)響かせる最低なくだらない上司でした」
部下に対するマウントに加えて、机に何かを叩きつけたりドアを思い切り閉めたりと不機嫌ハラスメントもしていたのだろう。考えただけでも上司に持ちたくないタイプだ。(文:篠原みつき)
「異動命令を無視してやりたい放題」
当時の心境について「私自身もこの上司にはもうウンザリしてました」と語る。あるとき、上司がいつもよりおとなしい感じに見えたので、「何かあったのか?」と思っていると、上司の身内が緊急入院し、程なくして亡くなったと知らされた。
「上司が嘆いている姿を見ていると不謹慎だと思いますがざまぁみろと思いましたね」
「上司にはショックだったようでしばらくは大人しくなりましたけど、喉元過ぎればなんとやら……」
身内の不幸は気の毒だが、結局この上司は「退職するまで何も変わらず」、部下たちにハラスメントをしていたようだ。そんな中、女性が再び因果応報だと実感する出来事があった。
「異動期に会社からの異動命令を無視してやりたい放題、しまいには『オレを異動させたいなら金を払え!!』と吠えて、この上司は会社から解雇された」
会社の辞令に従わず居座るなど、相当神経が図太くなければできないことだ。そもそも異動になるのも致し方ない勤務態度だったのだろう。女性はしみじみ、「ホントに最後まで因果応報だねぇ……」とつぶやくようにに書いていた。
※キャリコネニュースでは「因果応報だと思ったこと」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/MGGEYIDZ